数学の勉強の醍醐味は、何といっても・・・
1)自分の力で考えて難しいところを理解できたときの開放感、
2)いろいろと試行錯誤をして問題が解けたときの鋭い喜び、そして、
3)それが正解したときの充実感 です。
これらを感じることができれば、毎日の数学の勉強は、君に自信と未知のことに挑戦する勇気を与えてくれます。
君の数学の勉強はうまくいってますか?
『数学の学び』には、大きく次の三つの段階があります。
(第一段階) 基礎理論を正確に理解し、関連する計算スキルをつける段階
学校の教科書を繰り返し読み込み、概念の定義・具体例、定理の意味・適用例、そして定理の証明を正確に理解します。
さらに、定理の証明を繰り返し書き、繰り返し練習問題を解くことによってしっかりと定着させます。特に定理の証明は大切です。どの定理についてもその証明が書けるようになること。これがすべての基礎になります。
(第二段階) 典型的な応用例題の解法を習得する段階
高校数学全体で300題ほどある典型的な応用例題の解法を学び、基礎理論の応用と、知識のつながりを理解することが目標です。
そのためには、どういう視点で問題を見ればいいのか、式の立て方や変形の仕方の動機は何か、なぜそのような発想が浮かぶのかを徹底的に吟味検討しなければなりません。
この作業を通じて、「批判的に検討し、論理的に考える自我」が鍛えられていきます。
(第三段階) 試行錯誤による問題解決力の養成する段階
一題一題に時間をかけて向き合い、取り組み、試行錯誤を繰り返して、解決への糸口が発見できるまで耐える粘りとタフさを養います。
解けたときの喜びは大きく、それが正解だったときは爽快です。自信がついて、ますます数学の問題を解くのが楽しくなってきます。
アカデミクスの数学科は、『数学の学び』をこのようにとらえて指導していきます。
君はどの段階にいますか?
どの段階であっても、第三段階にむけて君が成長していくのを、わたしたちはサポートします。
そして、第三段階にまで達すれば、入試数学に対応する実力は十分に培われているはずですし、もっとその先を学びたいという意欲も生まれてくるでしょう。