こんにちは。国語の田中です。
今日は模試について、すこしお話をしたいと思います。
多くの高3生が、すでに1回目のマーク模試など、大手予備校の模試を受験したと思います。
その自己採点をした結果で、一喜一憂している人をよく見かけます。
そういう人に言いたいのですが、今の時期の模試で大事なのは、実は偏差値や点数ではないのです。
受験生ですから、成績が気になる気持ちは分かります。
しかし受験本番までまだ先は長く、今の成績など何の足しにもなりません。
今大事なのは、模試の結果を細かく分析し、自分の苦手分野をきっちり洗い出すことです。
例えば「日本史で、文化史をことごとく間違えた!」ならば、それへの対処法を考えなければなりません。
「英語は、文法が壊滅的!」ならば、文法の問題集などを始めていくべきでしょう。
苦手分野を今から夏休みにかけて徹底的につぶすことは、今後の成績を左右するほど大切なのです。
課題の洗い出しをするために、今の時期の模試を利用してほしいのです。
自分で分析しても、「どこをどうすればいいのか分からない」という人は、学校の先生などに相談してみるといいでしょう。
模試を賢く利用して、成績アップのきっかけにしてほしいと思います。
頑張って下さい!