模試などで、ある程度現在の自分のレベルを把握することは出来ると思います。
しかし「今のレベルからさらに力を付けるためにどのような問題集を勉強していったらいいのか」が、自分ではなかなか分からないと思います。
各教科によってそれぞれ考え方があると思いますが、ある程度共通した考え方があります。
たとえば本屋さんで問題集を買うとします。
本屋さんには多種多様な問題集があり、いろんなレベル分けがされていたりして、迷ってしまうでしょう。
そんな時は、1、2題立ち読みで問題を解いてみます。
英語の長文であれば、問題として入っている長文を1題、ざっと読んでみるのです。
その文章が簡単に読め、設問もある程度分かる、という問題であれば、その問題集は簡単すぎます。解けて気持ちいいですが、さらなる力はつきません。
逆に文章が最初から全然読めない、設問もほとんど分からない、という問題であれば、その問題集自体があなたにとって難しすぎます。難しすぎる問題集を必死でこなすことで力はつくのですが、時間がかかりすぎます。
文章を読んで、「分かるところもあるんだけど、分からないところも何カ所か出てくる」という問題であれば、ちょうど今のレベルに合っています。
よく私たちは、「今の自分のレベルに合った最良の問題集は、分かる部分と分からない部分がまだらに出てくる問題が多く含まれているもの」と言います。
そしてそういう問題集を、じっくり腰を据えて時間をかけて、最初は調べながらでも解読し設問を解く、ということを繰り返していくことで、1つ上のレベルに到達できるのです。
参考にしていただければと思います。
自分のレベルに合った問題集が分かりません
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